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クサビについて。


鍬の柄付けには無くてはならないのが、この「クサビ」です。
当店のクサビは鍛冶職人がひとつひとつ手で打って造っており、ひとつとして同じ物がありません。
この、ひとつひとつが違うというのがとても大事でして、鍬の頭にある柄を入れるところの大きさや柄の状態によってどの大きさ、厚みのクサビを入れたらいいのかが違ってくるのです。
当店にもご自分で柄付けをなさるためにクサビだけをお買い求めになられるお客様も多いのですが、現物をお持ちになっていない状態でどのクサビが良いのかと訊かれましても困ってしまいます。
お客様ご自身でお選びいただく形になってしまいますが、留め口に対して大きすぎるクサビですと入らなかったり、逆に薄すぎるとクサビの効果が十分でなかったりと意外とクサビ選びも見当だけでは難しいんです・・・。
是非クサビをお求めの際は、鍬の頭を実際にお持ちいただいて嵌めてみながらお選びくださればと思います。
また、それまで使っていた鍬の柄をそのまま使いたい場合、少しで良いので鍬の頭側の柄を切り落としてから再び柄付けをすることをお勧めしております。
数センチ短くはなりますが、それまでクサビがあった所からズレる事で新しいクサビが効き易くなります。

会社ロゴについて


古びた三日月の草削りですが、柄のところに当社の名前や住所など、そして会社のロゴが書かれた紙が貼られています。
今は金色のシールになっていますが、会社ロゴは変わっておりません。

このマーク、いつ頃から使用されているのかはっきりしたことは分かりませんが、初代社長は芸術面において造詣が深かったとの事なので、数十年前に初代がデザインをしたのかもしれません。
漢字の「大」と平仮名の「の」を組み合わせているのですが、社員一同とても気に入っているロゴです。
ロゴ共々、皆さまにも親しんでもらえる会社になれば幸いです。