白兎神社。 日本書紀に記された神話で有名な「因幡の白兎」。 その白兎を主祭神として祀っているのがこちらの白兎神社です。 鳥居の前には神話の一部分を切り取った立派な石像が作られています。 石階段の参道の両脇にもずらっと兎の石像が並びます。 兎の毛皮が剥ぎ取られて怪我をしていたところを大国主命に助けられたという神話から皮膚病など医療にご利益があるのことですが、古事記にある一節、兎が大国主命へ求婚成功の予言をしたという部分から近年では縁結びの御利益を押しているみたいです。 若い女性やカップルが沢山参拝に来られていました。 神社の前に広がる白兎海岸には、白兎がいたとされる淤岐島があり、鳥居が建てられています。 瀬戸内海で育った者には、日本海の海の荒々しさや風の強さに圧倒されました。 白兎神社 鳥取県鳥取市白兎603番地 参拝日:2018-11-17 PR
出雲大社。 言わずと知れた、泣く子も黙る出雲大社(いずもおおやしろ)。 旧暦の十月は全国から神様が出雲大社に集まるという事で、神迎祭が開催されていました。 長い参道が続いた先に見えてくるのが、あの有名な大注連縄です。 あまりにも立派なので間違えやすいのですが、こちらは拝殿。 本殿はその背後に鎮座しています。 出雲大社の拝礼作法は一般的な物とは違い、「二拝四拍手一拝」となっています。 このことからも別格感が漂います。 出雲大社横、神秘的な滝や池、美しい芝生が印象的な場所が出雲大社北島国造館。 こちらまで参拝する人が少ないのか、静かでゆっくりと散策が出来ました。 出雲の甘味と言えば「ぜんざい」。 こちらは紅白のお餅と大黒様の最中の皮が入っています。 特徴はその甘さ。 山陰の方の味付けはかなり甘めなのか、多くの料理が甘いなぁという印象だったのですが、極め付けがこのぜんざいでした。 出雲大社 島根県出雲市大社町杵築東195 参拝日:2018-11-16
松江神社。 国宝・松江城。 堀に囲まれた敷地はかなりの広さですが、天守は見た感じ小さいなぁという印象。 天守からは宍道湖が見えます。 その手前、史跡にあるのが松江神社です。 偶然訪れたのが神在月だという事もあり、日付にも神在月と記していただきました。 松江城周辺は名物料理も沢山ありました。 これは松江城のそば松江護国神社の近くに有る甘味処で食べられる「ぶぶだんご」。 すや(白)・よもぎ(草)・紫芋の3種類があり、更に上に塗る餡はこし餡と味噌餡から選べます。 屋外にある炭火で焼いた出来立てをいただけるのですが、見た目に反してふわっふわの食感で面白いお団子です。 普通の草餅を想像していると裏切られます。 こちらは有名な出雲蕎麦(割子蕎麦)。 3段もあるのにペロリと食べられちゃいます。 松江神社 島根県松江市殿町1番 参拝日:2018-11-16
伊豫豆比古命神社。 通称「椿神社」とも呼ばれている伊豫豆比古命神社。 開運・商売繁盛の御利益があると言われています。 御祭神のうちのおひとり「愛比売命(えひめのみこと)」は、愛媛県の由来となった女神です。 広い境内には他に4つの神社があり、椿神社を参拝する際はまずこちらから参拝をするのが決まりである「奏者社」、五穀豊穣の「御倉神社」、必勝祈願・合格祈願・学業成就の「勝軍八幡神社」、安産・小児健康の「児守神社」です。 広い駐車場が設けられており、階段のほかスロープも作られているので、参拝し易いよう配慮されています。 御朱印がいただけるのは3社。 「伊豫豆比古命神社」。 「勝軍八幡神社」。 「児守神社」。 また、オリジナルの御朱印帳も3種類販売しています。 表紙の布地が薄めで簡素な印象なのですが、表紙をめくると裏にお守りが付いています。 これは嬉しい! 伊豫豆比古命神社 愛媛県松山市居相2-2-1 参拝日:2018-11-04
國津比古命神社・櫛玉比賣命神社。 旧北条市にある、広い境内の神社。 地方祭(秋祭り)には「風早の火事祭」といわれる奇祭が行われることでも有名です。 御神輿を石階段から下に投げ落としたり、川や海に投げ入れたりと、とにかく荒々しいお祭りです。 参拝した日はお祭りとは打って変わって、とても静かでした。 正面入って階段を上り、左手側にあるのが國津比古命神社。 國津比古命神社の立派な楼門は県の有形文化財に指定されています。 右手にある階段を上るとあるのが櫛玉比賣命神社。 國津比古命神社にお祀りしているのが饒速日尊、櫛玉比賣命神社にはその奥さんである天道姫命をお祀りしてあり、つまり夫婦で向かい合わせになっています。 國津比古命神社 愛媛県松山市八反地106番地107番地 櫛玉比賣命神社 愛媛県松山市高田甲702-1 参拝日:2018-11-04